全国では母乳育児を推奨するお母さんは90%以上ですが、実際に母乳育児ができている方は、50~60%です。
当院では、妊娠中から母性を育むソフロロジー式分娩教育と食育で、心と体を整えて出産、育児にい臨みます。
出産は、ソフロロジー式分娩でリラックスしたお産を行い、赤ちゃんの出生直後より早期母子接触(カンガルーケア)を60~90分間行います。
生まれたての赤ちゃんを産婦さんが胸に抱くことで、母性のスイッチが入るとされる「プロラクチン」と「オキシトシン」というホルモンが脳から分泌されます。
このホルモンは「赤ちゃんがかわいい」と思える愛情ホルモンであり、おっぱいを出す母乳分泌ホルモンでもあります。
子宮収縮や、産後の出血を防ぎ、回復を促すホルモンでもあります。
同時に赤ちゃんも、自ら胸を這い上がって乳首を探して吸い始めると、安らぎホルモン「オキシトシン」が脳から分泌され情緒が安定します。
五感も発達しており、この時にお母さんをしっかり捉えます。この時間は母子にとってまさにゴールデンタイムです。
その後も母子分離することなく母子同室を行っています。
優しいスキンシップをたくさん受けた赤ちゃんは愛情が深まり、ストレス耐性が上がるなどの効果があるといわれています。赤ちゃんはカンガルーケア中にお母さんの常在菌に触れ、母乳、特に初乳をしっかり飲むことで、その赤ちゃんに最良最適の腸内細菌がすみつき、細菌やウィルスの侵入から守ってくれます。

その後、授乳やおむつ交換、抱っこを繰り返す日々が続きますが、その都度のスキンシップで、体が丈夫で心優しい子に育ち、人間としての土台が作られます。
お母さんは母性が醸成され母性豊かなお母さんとなります。
母乳育維持は、母子双方にとって計り知れないメリットがあります。
当院ではベビーファーストで赤ちゃんを健やかにする取り組みを行っています。

内野産婦人科

院長 内野 稔

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