母乳育児

母乳育児成功のための10ヵ条

母乳育児成功のための10ヵ条
この10ヵ条は、お母さんが赤ちゃんを母乳で育てられるように、
産科施設とそこで働く職員が実行すべきことを
具体的に示したものです。
当院ではWHO(世界保健機構)ユニセフの共同声明ポスター
母乳育児成功のための10ヵ条を実践しています。
当院の母乳育児支援のこだわり
  • 妊娠中からの乳頭ケア
  • カンガルーケア(早期母子接触)
  • 早期母子同室
  • 頻回授乳
  • 徹底した助産師による授乳支援
当院の母乳育児支援のこだわり

現在、母乳の大切さが世界に認識されWHO・ユニセフが母乳育児を世界に推進し、逆に一時ミルク全盛であった日本にも拡がりつつあります。
日本の医療は、先進国の中でもトップレベルですが、現在の日本社会で起こっている子供、青少年、親子の間の問題を解決するためには、原点は家庭であり、乳幼児期の母と子の絆にまでたどりつく必要がありそのためには母乳育児推進が大切と考えます。
新生児にとって、哺乳行動によって深められた母と子の絆(基本的信頼関係)が、子供の心にやさしい心(人間愛)を入れることにつながり、また母親にとっては、吸啜刺激により分泌されたホルモンが、中枢を興奮させ、母性本能(母心)のスイッチが入ることになります。

出産に立ち合う私たちは、安全を第一とすることは勿論ですが、生命誕生の喜びを共有することが出来るだけではなく、母と子の絆の形成が深まるように支援しなければならないと考えています。
そのために母乳育児がうまくできるように、楽しい育児ができるようにお手伝いできればと思っています。

赤ちゃんの大きさやお母さんのおっぱいの状態は人それぞれです。入院中に授乳が上手くいかないこともあるかもしれません。熟練した助産師、看護師がお一人お一人に合わせて、授乳の支援を行います。
安心して、母乳育児のスタートが迎えられるようにスタッフがお手伝いいたします。
退院後も、母乳外来にて赤ちゃんとお母さんを見守ります。